ヴィトンの財布ほつれは「糸だけ」の問題ではありません
ヴィトンの財布ほつれと聞いてイメージするほつれ方はどのようなものですか?
多くの方は縫い糸のほつれをイメージすると思います。しかしヴィトンの財布修理を長年続けていると、糸ほつれだけで解決しない状態が数多くあります。
その最たるものがトアル地や革の破れです。トアル地とは、布地をベースにコーティングした素材です。

こちらのモノグラムもトアル地になります。
間違われる方もいらっしゃいますが、革ではありません。

折り曲げ部分は糸ほつれだけでは済まされない状態です。トアル地が欠損して下地が見えていますね。
なぜ財布の折り曲げ部分がほつれやすいと思いますか?
財布の折り曲げ部分は、開閉するたびに表側と内側の素材が伸縮し、縫製部分にも繰り返し負荷がかかります。そのため、最初は数ミリ程度の糸切れでも、放置するとほつれが広がることがあります。

解決策は、補強縫い直しです。
折り曲げ部分の内部に補強材を挟み、専用ミシンで正確に縫い上げました。
ヴィトンの財布の構造を見たうえで、必要な範囲だけを適切に縫い直しております。
使い勝手が良いヴィトンの財布をまだまだ使いたいなら、当店の補強修理をおすすめいたします。
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