ヴィトンのバッグ、ヌメ革修理をすると革の色の差はどうなる?
タイトル通り、ルイヴィトンのヌメ革修理の模様をご紹介致します。
ルイヴィトンのショルダーバッグを使っていると、バッグとショルダーを接続している部分のヌメ革が切れそうになった事や切れてしまった事はありませんか。
そうなった場合、多くはヌメ革交換になりますが、新しいヌメ革だと色はどうなるの?と思いますよね。
その部分のヌメ革を大きい写真でお見せ致します。
ルイヴィトンのミュゼットM51256
大きなフラップが付いたミュゼットと言うモデル名のショルダーバッグです。
ヌメ革とモノグラムのコンビネーションが素敵な、これぞルイヴィトンといったバッグです。
しかし残念ながらショルダーの根革(付け根のヌメ革)が切れている状態です。
ヌメ革が切れた状態
この切れ方ではプロの修理店に依頼するしかありません。
新しいヌメ革は、単純に縫い付けする訳ではなく、バッグの内張りを一部開いてからオリジナルと同じように縫い付けます。
では最初の疑問にお答えします。
交換したヌメ革の色は、以下の写真通りです。
修理後のヌメ革です。
これだけ近くで見ていただければ、革のクオリティも把握できますね。
当店がご用意している上質なヌメ革は、質の高さだけではなく革の色も調整しています。
修理箇所だけ色が浮いてしまうと目立ちますので、大きな差が出ないようにそれ以外のヌメ革と色を合わせています。
これはお客様から大変お喜びいただくサービスです。
またそれだけでなく、ステッチもルイヴィトンオリジナルの針穴を使って通しています。
一切の妥協を許さないこだわりです。
交換したヌメ革の色を全体で確認
全体で見たときのこの統一感は修理したと言う事を感じさせません。
新しいヌメ革との色の差は言われなければ分からないでしょう。
しかも厳密なテストはしていませんが、根革の強度はオリジナル時より上回っていると思います。
修理をされてご使用後、年数が経過したバッグを何点も確認していますが、どれも革のコシがしっかり残っています。
ルイヴィトンの根革に適した繊維が緻密なヌメ革を使用していますので、強度の高さには自信があります。
最後に、ヌメ革は経年変化によって色ムラを起こす特徴があります。
いくら当店でもヌメ革の色ムラまでは再現ができませんので、全てのヌメ革に対して高度な色合わせができる訳ではないという事も予めご了承下さいませ。
ただし出来る限りの修理は致します。
いかがでしたでしょうか。
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