ルイヴィトンバッグの内張りを生地で修理しました
メイホウネットです。
突然ですが、バッグの内側を丸ごと交換出来ることはご存じでしょうか。
例えば、高級ブランドであるルイヴィトンのバッグ。
もちろん内側の修理が可能です。
ということで、以前に修理したこちらのバッグをご覧いただきましょう。
ルイヴィトンのバケットです。
バケットとはモデル名で、バケツのような形をしていることから、バケツの愛称で呼ばれることが多いバッグです。
このバケツバッグは小ぶりですが、大きいタイプも存在します。
どちらも内側が修理できます。
さて、その内側になりますが、ざっと見た感じでは、少し汚れがあるだけのように感じるかと思います。
しかし、それだけではありません。
手で触ってみると実感できるのですが、内張りがベタベタになっています。
実はコレ、ルイヴィトンのバッグではよくある症状の一つです。
内張りに近づくと分かりますが、素材が合成皮革です。
この合皮こそがベタベタの原因になっています。
合皮は、長く使わないで保管していると劣化します。
それは湿度だったり気温だったり様々な条件が重なって起こるのですが、基本的には通気性がよく涼しい場所に保管をしなければ、ほぼ劣化します。
ご依頼品もおそらく何もケアせずに保管していた期間が長かったのでしょう。
典型的なべたつき症状になっています。
べたつきはクリーニングでは除去が出来ません。
張り替えが必要となります。
ただ、また合皮で張り替えて同じように保管をされますと必ず劣化してしまいます。
そうならない為には、内張りの素材を最初から変えてしまう修理がオススメです。
こちらは、上記のルイヴィトンのバケツバッグを生地で張り替えた状態です。
合皮では無く、生地です。
やや光沢感が出たシャンタンという種類の生地を使っています。
緻密に織り込まれていて強度が高い上にべたつきが起こりません。
内張りに適していますので、張り替えをご検討中のお客様は是非ご参考にして下さい。
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