ルイヴィトンボストンバッグのヌメ革修理
全国各地から沢山の修理依頼をいただき、本当にありがとうございます。
ところで皆さま、ご旅行で使われる鞄が壊れて困っていたりしませんか。
こちらのルイヴィトンのボストンバッグは、モデル名がキーポル。柄は定番のモノグラムです。
ハンドル(取っ手)の根革が切れています。
ボストンバッグのハンドル修理は、メイホウネットの得意分野ですので、どのような作業になるのかご覧いただきたいと思います。
まず心配なことは、切れたところのヌメ革を全部交換しなくてはならないのか、ということですよね。
このルイヴィトンのバッグは、根革がバッグをぐるりと一周しています。
でも切れているのは先端だけです。
答えはカンタン。
「切れた所だけ」交換することが出来ます。
修理後です。
前述の「切れた所だけ」とは、どこか分かりましたでしょうか。
交換したヌメ革は、四角い金具をくるんでいた2センチ程度の範囲だけです。
ぐるり一周の交換はしていません。
以下の写真ならもっと分かりやすいと思います。
四角い角カン金具を通して折り返す範囲だけが新しいヌメ革に交換されています。
切れていたのは1箇所でしたが、お客様のご希望で根革4箇所とも同じ修理をしています。
予め色味の調整をしていますので馴染んでいることも嬉しいポイントですよね。
ルイヴィトンの直営店では対応していない修理方法です。
是非、ハンドル修理のご参考にしてください。
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