クロケット&ジョーンズの革靴をヒドゥンチャネルでソール修理
メイホウネットです。
本日は、革靴修理のご案内です。
クロケット&ジョーンズのパンチドキャップトゥです。
パンチドキャップトゥとは、つま先から被ったキャップにストレートのブローギング(穴飾り)が施されたデザインを指します。
ドレスシューズの定番の内の一つです。
修理の依頼箇所はソールです。
結構なすり減り具合ですね。
ソール交換されるには丁度良い頃合いでもあります。
ということで、ソール全交換をさせていただきました。
ヒドゥンチャネルで半カラスに仕上げました。
何を言っているのか分からないという方もいらっしゃると思います。
説明させていただくと、ヒドゥンチャネルは縫い糸を隠してソールを交換する方法です。隠しているだけあってソールのフチには見えないように縫いがしっかり入っています。
事前にフチの革を薄く切り、そこにチャネル(溝)を作って縫いをかけてから元の革を被せて隠します。
そして半カラスは、文字通り鳥のカラスのことです。
カラスの黒い色のように靴底の半分だけを黒で塗る仕上げになります。
これに対してソール全体を黒く塗る仕上げを全カラスと言います。
どちらもフォーマル寄りの革靴で見られる処理です。
今度は別の向きから片足のみのビフォーアフター写真をご覧ください。
コバ(フチの裁断面)が美しく整っていることも、靴修理をした際のその店のレベルを見る時、良い判断材料になりますよ。
非常に綺麗に仕上がりました。
ヒドゥンチャネルは手間のかかる修理でもあります。
高い技術も必要ですので、ビフォーアフター写真をご覧いただき、当店の丁寧な修理を少しでも感じ取っていただけましたら、是非ご依頼をご検討くださいませ。
靴修理専門ページ
メイホウネット
〒171-0031東京都豊島区目白3-17-1
03-6908-0474