【TUMI修理事例】ファスナー交換とほつれ直し
連日修理のご依頼をいただきありがとうございます。
今日ご紹介する内容は、TUMIの鞄修理でございます。
良い色味の青のナイロン鞄です。
TUMIのイメージというと黒ですが、青もとても格好良いです。
しかし肝心のメインファスナーに破れが見えます。
使用されているファスナーはメタルタイプですので、同様のメタルファスナーで交換いたします。
TUMIのロゴ付き引き手は再利用しつつ、メタルファスナーに交換されました。
テープ(生地部分)の色もオリジナルとほぼ同色です。このテープが違う色と思う方はおそらくいないほどに近い色ですよ。
ブログのタイトル通り、もう一つの修理内容は、糸のほつれです。
ショルダーストラップを繋ぐために付いていた根革の糸がほつれてダルマカン(ダルマ型の金具)が取れています。
ほつれによってバラけた根革とTUMIのロゴ入りダルマカンは再利用して修理いたします。
ほつれた糸は、元の縫い目を使用して正確に縫い直しました。
革を再利用する場合、糸が縫い目から外れてしまっては汚く見えてしまいます。
メイホウネットの熟練職人なら、元の縫い目をしっかり狙って縫製いたします。
このように、TUMIの鞄は各パーツの症状に合わせてベストな素材とベストな修理を行います。
以下のリンクページでもそれらの修理がご覧いただけます。
TUMIの鞄の各パーツリペア
メイホウネット
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